以前の記事で、使っていない「スシロー」アプリのせいでiPhoneのバッテリー消費が激しいという報告をしました。
位置情報取得設定を変更することでそれ以来、問題は解消しました。
あれから約1年、またまた電池の減りが早くなってきたので、前回と同じく設定画面でバッテリーを浪費しているアプリを特定してみました。
バッテリー消費の原因はバックグラウンドで位置情報を取得するアプリ
iPhoneの「設定」アプリの中にある「バッテリー」を選択すると、電源消費の大きな順にアプリが表示されます。
目についたのは使った覚えのない「ANA Pocket(ANAポケット)」と「Miles(マイルズ)」です。
両方ともバックグラウンド動作にも関わらず上位を占めています。
「ANA Pocket」にいたっては、バッテリー消費の激しい動画アプリYouTubeを上回っています。
いずれも移動距離に応じたポイントを取得し、クーポンなどの特典を獲得できるアプリです。
アプリの稼働時間を調べてみると、な、な、なんとっ!「ANA Pocket」は21時間も動いとるがな!
アメリカ発の「Miles」に比べ、日本初の「ANA Pocket」は酷すぎる!
アプリ開発力の問題かとも思いましたが、おそらくクソまじめ、いや、几帳面な日本人らしく1cm単位の精度で距離をトラッキングしているんでしょう。多分。知らんけど!
バッテリー浪費の問題解決法
解決法ですが、真っ先に考えられるのは前回の「スシロー」アプリ同様、位置情報の設定を「常に使用」から「使用中のみ許可」に変更することです。
しかし、おそらくそれでは移動距離をバックグラウンドで計測するアプリが成立しないと思われます。
そうすると選択肢は、我慢して受け入れるかアプリを削除するかの二択です。
実際のところ、「ANA Pocket」の特典のほとんどは、Oisixなど外部サービスの割引クーポンです。Google検索すれば無料で見つかる程度のものばかりで、結局、勧誘以外の何者でもありません(と私は感じています)。
その程度の特典のためにバッテリーだけでなく自分の時間を取られるのも納得いかないので、キッパリとアプリを削除しました。
「Miles」も然りです。
まとめ
移動距離をポイントに交換して特典交換できるサービスは、最近アメリカから発生した新しい取り組みです。
新しいということもあり、アメリカに比べて日本ではまだまだ提供される特典が充実していません。
無料でもらえるから、ということで試しに初めてみたものの、iPhoneバッテリーの浪費という結果に終わってしまいました。
将来的には価値あるサービスになる可能性は秘めているものの、2022年時点では時期尚早という感じです。
そもそもアプリ開発力の問題ではあるのですが、、、
とにかくタダに飛びつくのはやめようという教訓を提供してくれたANAには感謝です!
最後に、Appleユーザーにおすすめする、最強の充電ケーブルと充電機能付きモバイルバッテリーを厳選して紹介していますので、ぜひご覧になってください。