あなたはプロフェッショナルですか?
「はい」と疑いなく答えられた人は、この記事を読む必要はないかもしれません。
「いいえ」と思った人だけでなく、少しでもうろたえた人はぜひ読み進めてもらいたいです。
「何に対して聞いてるの?」と思ったかもしれませんが、それでは「プロフェッショナルとして最高のパフォーマンスを出すための食事をしていますか?」と聞かれるとどうでしょうか?
「私はプロスポーツ選手じゃないから」と思った人、そんなあなたにもぜひ知っておいていただきたいので、読み進めていただければと思います。
食事には目的がある
考えたことがない人もいるかもしれませんが、食事には目的があります。本能的に空腹になるから食べているかもしれませんが、食べるもの、食べ方によって効果は違ってきます。
逆に言うと、目的に沿った食べ物、食べ方をすることで、目的の達成に大きく近づくことができるのです。
美味しいものを食べれればそれで良い?
美味しいご飯を食べられればそれで幸せ、毎日高級なフレンチのフルコースを食べたい、毎日外食したい、毎晩朝まで飲み明かしたい。健康?仕事?そんなことは関係ないという方、ここで読むのを中断いただいて結構です。
体より安い食事が重要?
お腹がいっぱいになればそれでいい、少しでも安いもの、手軽でおいしい加工品で済ませたい。
その気持ちはわかりますが、自分の健康を他人任せにしてもいいですか?お金をケチったせいで、むしろ体を壊す可能性も否定できません。
すぐに結果は見えないかもしれませんが、積もり積もって気づいた頃には改善に時間がかかる、取り返しがつかないということも。
あなたの優先は何か
あなたの人生における優先順位はどうなっていますか?
仕事で良い結果を残したい・昇進したい、家族に美味しいご飯を作りたい、親の介護をしたい・親より先に死ぬのは親不孝、子供のために少しでも長生きしたい、などなど、一つでも目的があるなら食事を見直してみましょう。
プロのアスリートが食事に気をつけることに疑いはないでしょうが、それはあなたにも当てはまります。あなたも仕事をしている限りはプロフェッショナルです。それが家事や育児であっても同じです。
あなたが優先すること、つまり目的を持った食事をすることが重要になります。
仕事・家事・育児・趣味の生産性を上げたいなら!
あなたの目的に沿って、どのような結果を得たいか、そのために何をどのように食べるかを考えてみましょう。
例えば、仕事でパフォーマンスを上げたい人は、午後の会議で眠くならないように昼食を腹八分目にする、ランチの大盛りが無料でも我慢する。1日頭をスッキリして仕事を集中するために、前の日は遅くまで飲まない、飲みすぎない。
サッカーが上手くなりたい人は、筋力をつけるためにタンパク質を必ず摂る、忙しくても食事を抜かずにエネルギーを蓄える。
今日からできること
いかがだったでしょうか。
具体的に書き出すと、案外簡単なことがわかります。意思力が必要でしょ?と言い訳したくなるかもしれませんが、小さなことから始める・止めることはそれほど難しくないと思います。
以下のことから始めてみてはいかがでしょうか。
- スーパーマーケットで、スナック菓子の代わりにナッツ、揚げ物の代わりに野菜の惣菜を買う。
- お茶碗を小さいものに変える。
- 朝10分早く起きて食事を取る。そのために夜10分早く寝る。
- コーヒーに砂糖を入れるのをやめる、オリゴ糖にかえる。
- 中途半端におかずが残っても、食べ切らない。次の日に回す。
参考に、多く専門家のチェックを通してまとめられた本を紹介しておきます。重要なところはラインが引かれており、分厚い割に早く読めます。ムーギー・キム氏の著書なので、ファンの方は手に取ってみてください。